時の流れに身をまかせor天城越え

莫大な資産を手にした彼女だが、ここで運命が分かれる。
例えば一代目が築き上げたものを二代目が受け継ぐと、
資産を活かすものと資産を失うもの、残念ながら彼女は後者、
良くある話として破産って事。彼女は根っからのお嬢様育ち、
誰にも優しく接し、疑うことをしない。


クリスフォードが運営していた頃は順調だった鉱山だが、
彼女には経営者としての能力は乏しく人任せの所もあった。
先を見通す事も出来ず、どんぶり勘定の経営状態そして、
佐渡金山、石見銀山、足尾銅山、等々の鉱山同様に、
彼女が所有する鉱山も採掘量の減少、閉山状態となる。
その後、数々の横領や不正行為、使途不明金が発覚!しかし
時すでに遅し、彼女の財産は喰い尽くされていた。(~_~メ)
可愛い娘だが、お人好しで頭脳明晰ではない事が災いした。


金の切れ目が縁の切れ目とわぁ、良く言ったものでぇ・・
彼女を祭り上げていた人たちは、次々と去って行った・・・
まだ残ってくれてる者は、ベッキーと召使いのラムダス達だけ。


ベッキーは、“私は、お嬢様のお役に立ちたい”とか言ってたし、
まぁ、あの子は、これと言って取柄も無ければ行く所も無いし、
ラムダスさん達は今後どうするのかしら、もう賃金払えないし。


灯りも点けずに部屋の大きな窓から星を見ていた。
しばらくすると、部屋のドアをノックする音が、
“ラムダスデス、スコシ、ハナシ、アル”
ドアを開けると、いつもとは違うラフな姿の彼が立っていた。
“ダイジナ、ハナシ、スコシ、イイデスカ”
“タチバナシ、ナンデスカラ、ヘヤのナカ”
彼は部屋の中に入って来た。ドアロックを掛け、彼は言った。
“ワタシタチ、マダ、オカネ、モラツテナイ、コレ、コマル”
“ミンナ、コマツテル、アナタ、ドウスル、オカネアルカァ”
分かっていた事だが正直困ってしまった。ない袖は振れない!


長かったのか短かったのか沈黙の後、彼は静かに語り出した。


“お嬢さん、俺らはボランティア団体じゃ無いんですよぉ
義理と人情じゃこの世の中渡って行けません。あっしらにも
性活ってもんもありやして、このままじゃ示しがつかない。
お嬢さんもあの頃の嬢ちゃんじゃねぇ今じゃ男を魅了する女”


“どおだろう、奴らの事も、この場も俺に任せるって事で!”


灯りも点けずの部屋で、彼は私の前で突然上半身裸に(~_~メ)
大きな窓からは月明かりが彼の引き締まった肉体を照らした。
その月明かりの中で、より一層強調する黒く聳え立つ彼のは、
デカぁ!無理無理絶対無理だって、アンナの入らないって!
なんて悠長な事無くベットに押し倒され強引に脱がされた。
彼の指先、彼の舌が私のカラダを堪能している。


向いの部屋にはベッキーが・・・(-。-)y-゜゜゜かも?
“ちょっと・・・ダメだって・・・気付かれちゃうよぉ”
“問題ないって!今この屋敷には、君ら2人と我々だけ、
今頃あの娘には、他の奴らが可愛がっている最中だぜ!”
“あぁ、、ベッキー、、おじさん達が相手じゃ可哀想に”
私の方にラムダスさんが興味を持ってくれた事には感謝
するけど、アンナの入れられたら私どうなっちゃうの?
ふとした隙に彼のが私の中に\\(゜ロ\)(/ロ゜)//
“ダメだって、止めてぇ、”彼を煽り立てるだけだった。
“お願い中には出さないでぇ”私は、そぉ叫び失神した。


夜が明け始めた頃に、私は目を覚ました。
ベットの中には私だけ、彼の姿は無かった。


ベッキーは!?私はベットから立ち上がり、
急いで向いの部屋のドアを開けた。
ベッキーは満足そうな顔で寝てた。
“このオンナわぁ・・・((^_^メ)”
何かムカついたのは言うまでもない。


地位も財産、権力も失った今、今後どうするか?
慎重に検討して今後の傾向と対策を重ねた結果!
私達2人は古き友人ピーターを頼る事にした.。o○


ピーターの住む街に着いたのは、日も沈んだ頃だった。
賑やかな繁華街、本当にあのピーターが居るのだろうか?
私達は記された場所へと向かった...そこは雑居ビル。
色とりどりの看板にネオン、1階は飲食店って感じだった。
その入口付近にはボーイさんらしき人が客引きをしていた。
私は彼に“あのぉピーターいますか”と言った。
彼は私に“はぁ~ん社長呼捨てかよ”と言われた。
私は彼に“私達ここに来るように言われて”と言った。
彼は私に“スカウトされたんだ、待ってて”と言われた。


しばらくすると、彼は私達を事務所に案内した。そこには、
ダブルのスーツを身に纏うピーターが佇んでいた(;゚Д゚)
彼は私に“お嬢さん、ベッキー、久しぶりだね”と言った。
私は彼に“どうしたのピーター凄ぉイなんでぇ”と言った。
彼は私に“おいら一生懸命に頑張った成果さぁ”と言った。
私は彼に“ねぇピーター、実はお願いがあるの”と言った。
ピーターは察した様子で、“上には空いてる部屋あるし、
良かったら、お嬢さんとベッキー、ここに住なよ。あと
仕事の事なんだけど、ベッキーは長くメイドやってるから
問題無いと思うけど、お嬢さんは大丈夫ですか ”ピーター
の厚意に感謝し、どんな仕事でも頑張ると決意した(^_^)v


参考画像です
  ⇩ ⇩
https://compass.muragon.com/entry/120.html


そぉ時は性癖19XX年、成長期の中デ、
とある女性が力強くイク抜く物語である。
がぁしかぁ~し、彼女の失速に対し、
彼も一枚噛んでいるとは、!(^^)!
彼女は気付くはずも無かった。


世間知らずのお嬢様って奴は無頓着なのかも知れない。